過去ログ - 総合P「過労死しそうにない」
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874: ◆7SHIicilOU[saga]
2015/03/04(水) 22:03:18.03 ID:mXCQ5wX1o

―――

「落ち着いた?」
「うん、まぁね」

 凛ちゃんの部屋の中。
花瓶が置いてあったり、小さな花の絵が飾ってあったり。
言ってしまえば『らしい』部屋だった。

「で、なんの用?」
「これ、返すつもりだったにゃ」

 やっとこ本題に入ってDVDを渡すと「あぁそういえば」と得心が言ったとばかりに頷く。
「内容が過激だったりで心折れそうになったけどいい作品だったにゃ」と言ったら
「最後まで見れたんだ、凄いね」と言う返事が返ってきたので蹴りを入れてみた。
さっきまで凛ちゃんがしていた体勢に逆戻りしていた。

「……にゃん」

 なんとなくその横に並んで同じポーズをとってみる。
別に猫キャラは渡さないと言う強いなにかに目覚めた訳じゃないと思う。

「え、なに? 突然どうしたの?」

 当たり前だけど困惑された。……ううむ。
冷静に聞かれるとどう説明したものかなぁなんて思っていたら。

 バタン。

「そういえば凛ちゃんさっきの……」
「あっ」「あっ」

 藍子ちゃん登場。
首からぶら下げてるカメラがデンジャーデンジャー。
今すぐ起き上がりませという脳の命令に従う間もなく。

「えいっ」

 パシャリパシャリ。ついでにパシャリ。
三枚写真を撮られた。

「……じゃあ私はこれで」

 パタンと閉じる扉。
今気がついたけど内側に葉っぱとか蔓で輪っかになった……リース? みたいのがぶら下がってる。
クリスマスだけの限定アイテムじゃないんだなぁ……。

「って、待つにゃ!」
「藍子、それ、写真消して!」

 凛ちゃんと二人で遅ればせながら慌てて立ち上がり扉を開いて飛び出せば、
既に遠い藍子ちゃんの後姿。


  ―――その後、藍子ちゃんを捕まえる為に走り回って。
 途中で卯月ちゃんと貴音さんも合流して、他にも色々あって。
 総合計するととっても疲れた一日でした。にゃ。


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