過去ログ - 総合P「過労死しそうにない」
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898: ◆7SHIicilOU[saga]
2015/03/07(土) 19:30:49.12 ID:B7lUHPEko


 階段を登って二階。事務室に向かって廊下を歩きます。
各部屋はともかく廊下はやっぱり僅かに肌寒い、
暖かい空気は上に逃げるって効いた事があるので最上階辺りは
廊下も多少暖かいんでしょうか? あぁ、でも屋上も結構人の出入りあるし
逆に寒いのかな? とかなんとか。つらつら考えていると。

「ありがとっすプロデューサー! 行こっロコ」
「はい! ロコのアーティスティックなソウルが火を吹きますよ!」

 ガラガラと言う(扉? に、してはやたらと大きい)音と共に、
上記の様な元気の良い声が事務室の方から飛んできました。

「あっ、おはよっす」
「おはようございます卯月さん!」

 少し足を速めて向かってみるとベージュともクリーム色ともとれる
色合いのパーカーにパステルカラーのバブルスカートを履いたロコちゃんと
端所端所にカラフルな染みができた太目の、
鳶職の方とかがはいてる様なズボンに同じく染みのできた
トレーナーを着込んだ沙紀ちゃんが台車(これがガラガラの音源だったようです)を
押して丁度事務室からでてきました。

「おはようございますっ! どうしたんですかそれ?」

 挨拶をしながら駆け寄って台車に詰まれた大きないくつもの缶を見る。
中身が入ってるみたいなのでカンポックリを大量生産しようって訳ではなさそうです。

「ペンキっすよ。プロデューサーからやっと許可がでて、今からロコと二人でペイントアートタイム」
「ちなみにロコはペンキじゃなくてこっちですけどね」

 ロコちゃんが突き出した手には台車に乗っているのとは違う、
細長い缶。この流れだと恐らくカラースプレーの缶。よく見てみれば
パーカーのポケットからも蓋がいくつか見えてるし、
フードにもいくつか突っ込まれているみたいです。


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