過去ログ - 京太郎「清澄高校麻雀部員共」恭子「11バック?11人分受け入れるんか…」
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◆kMdoUJ39Cc
[saga]
2014/09/18(木) 21:11:14.31 ID:zqKSa60j0
私の歩く道。大きな公園のくせに街灯が少ないから人気は無いけれど、それでも時々、石畳を踏む音がする。
そんな中を私は歩く。足音が聞こえれば、脇にある木の陰に隠れて過ぎていくのを待つ。
「っ、ふ……ぁ……」
犬みたいに荒い息を、両手を重ねて閉じ込める。暗闇に慣れた目が、通り過ぎる人が少し疲れた顔の男の人だと教えてくれた。
「はっ、はっ……ぁ、ふっ!?」
振り返った? 分からない。なんとなく振り返った気がして思わずしゃがみ込んでしまったけど。
どうしよう。見られたのかな。こっちに来られたら、どうしよう。
「ふーっ…ふー、ふぁ…んっ」
張りつめた糸が千切れそうな感覚。震える足が葉っぱを踏みにじって小さな音を立てると、糸を弾かれたみたいに体の下の方が熱くなる。
……誰も来ない。大きな安堵と、小さな不満が胸の中でぐるぐると渦巻いて。
そっと伸ばした手が秘所に触れると……ネチャリと、水気で溢れているのが分かる。
「ぁ…! っく、ひゃぅ…! ひっ、い…っくぅ…!」
どうしよう、どうしよう! 人が来たらどうしようって思うのに!
グチャグチャと掻きまわす指の隙間から涎が溢れて、落ち葉を濡らしていく。時々体がぶるって震えると、勢いよく熱いモノが落ちていく。
張りつめた胸の先端が痛くて、痛くて、そっと宥めるように触るだけで。
「っ、あああああ!」
時々通る人達。一糸纏わない私。誰に見つかるか分からない、公園の茂みの中。
ほんの三つの要素が私を簡単に絶頂まで押しやって、駄目だって声を押し込めて大声を上げさせる。
……見つかっちゃうのかな。見つかったら、どうされるんだろう。
……。
「……ダメかぁ。ま、いーや。こんなもんだよね」
耳を澄ませても誰かが近づいてくる様子は無くて。ホッとしたような、残念なような気分で立ち上がろうとして。
「あ…」
ふと、下腹部から圧迫感。今さっきまで出っ放しだった液とは違うモノが、出たがっていた。
「…ま、いいや。ここでしちゃおっと」
鼻息交じりにしゃがみ直して、落ち葉の上に黄色い川を作っていく。なんとなく面白くて、おぉ〜なんて声を出しちゃったりして。
「あ、ティッシュ忘れた」
…………ま、いっか。帰ったらシャワー浴びよっと。
そのままスクッと立ち上がって、石畳の上を歩く。来た時とは違って、なんだかゲームみたいで楽しい。
見つかったらゲームオーバーなスニーキングミッション。ながーい金髪を振りまいて、私は真っ暗な道を走り出した。
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