過去ログ - 津田タカトシ「第2回女子会をやってきたんですか?」
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◆WO7BVrJPw2
[saga]
2014/09/06(土) 18:27:30.92 ID:WZI9rMc7o
シノ 「して、アリアはどんなキスがしたい?」
アリア「そうだなぁ…… やっぱり、男の人と会う機会って学校くらいなのよね」
アリア「それを考えると、学校でっていうのが自然かも」
アリア「場所は……生徒会室はシノちゃんが言ったから、私は……そうだ、中庭にある伝説の木の下とかどうかな」
スズ 「告白したら恋が成就するという、あれですか」
シノ 「あそこなら、ロケーションもいいし雰囲気あるな」
アリア「となると、キスの前に告白も入れていいよね」モジモジ
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桜才学園は創立50年になる。
その50年の歴史の中で作られた伝説、といっても眉唾のようなもので。
それも伝説の木の下で告白すると恋が成就する、なんていうロマンチックなような怪しいようなものでした。
それでもその伝説に縋ったのはなぜなのでしょう。
言い訳がましいけど、自分では伝説を信じているわけではなかったと思っています。
「来てくれてありがとう」
それでも彼を呼び出すのをここに選んだ理由。
それは確かにありました。
「七条先輩、ここって……確か」
生徒会活動が終わって、抜け出すように出てきた私に続いて、少しだけ遅れてきた彼。
彼は少しだけ戸惑ったような表情を見せ、それから何か確信を持った声で話しました。
「覚えていてくれた? ここのことを話したのは、もう1年も前だったよね」
渡り廊下からこの木を指さして彼に教えたのは、だいぶ前のことに感じました。
そんな木があるなんてすっかり話題にも上らなくなったけど。
私には、大切な思い出の一コマとして、記憶に残っていたのです。
「そう、でしたね……」
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