過去ログ - 津田タカトシ「第2回女子会をやってきたんですか?」
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54: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2014/09/12(金) 21:21:32.60 ID:MH7ywpeko

彼は体を起こさなかった。
私は彼に乗りかかり、胸に顔を寄せる。

「寝る前に襲っても夜這いになるんですかね」

「し、知りません」

私の目的ははっきりと口にした。
だけどこの期に及んでも、彼は知らないと答える。
ならもっと押そう。
今日はもう、これからはもう、止まらない。
手始めに、頬から耳にかけてくすぐってみた。

「お姉ちゃんっ!?」

大きな声を上げたので、私は彼の唇に人差し指を当てる。

「しー」

隣室の彼女には聞かれては、さすがにまずいと悟り、彼は一度頷いた。
私が指を離すと、彼は小さな声で、何かを探すように手を動かしながら答える。

「ちょ、ちょっとまって……」

「あ、電気付けたいの? だめ」

「は、はぁ……え?」

私の有無を言わせない態度に、疑問の声を上げた。
私は改めて彼に馬乗りになった。
それからちょっとだけ。ちょっと彼の耳元に顔を寄せて、ささやいた。

「いま、パンツ一枚だから恥ずかしいな」

「なっ! ……にしてるんですかっ」

身体を思い切り緊張させて、あげかけた声を慌てて小さくする。

「最後の一枚はタカくんに脱がせてほしいから」

「脱がしませんよ!?」

「あ、穿いたままが好きなんだね」

「そ、そうじゃなくて…… あ、う……」

声は途中で遮られた。
私が彼に手を這わせたからだ。

「もうこんなになってる」

「それは……は、裸で乗られるなんて……」

「見えてないはずなのにね」

彼は不満と諦めを息にのせて吐いた。



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