9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/05(金) 21:57:35.84 ID:oVE2GZJBo
「加蓮はいつも頑張り屋さんじゃん! だから、もう少し辛抱すればきっと良くなるよ!」
「加蓮がいないと寂しいからさ。頑張ってね!」
「大丈夫! 早くよくなってね」
励ましの言葉の数々からは、加蓮を心配をしてくれていることが十分に伝わりました。
だけれど、その言葉たちは加蓮の中で次第にプレッシャーへと変換されていってしまったのです。
「次に同じような文面を見たら、アタシは彼女たちに当たってしまうかもしれない」
加蓮は、そう思うと、メールを見ることができなくなってしまいました。
いっそのこと履歴を全て消してしまおうかと思い立ったこともありました。
しかし、それをすることは交友関係をも断つことのように感じられました。
加蓮はそれ以来、携帯を開かなくなりました。
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