過去ログ - 神峰「お前とやるアイドル活動なら悪くねェ……!!」千早「SOUL C@TCHER(S)」
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35: ◆jtyEk/fNLo[saga]
2014/09/07(日) 00:22:28.68 ID:R/YGXhSSo

〜〜神峰「(逃げなきゃ…心なんかない所に…屋上ならいねェかな…)」フラフラ〜〜

神峰「(オレは、あの時そう思っていた)」

 合唱部に期待されて
 アイドルとして弟の為に活躍しようと必死になる姉

神峰「(…まさかアレって違いなのか?)」

千早「この別れさえ選んだのは自分だから♪」

神峰「如月、歌いながら聞け」

千早「!?」

神峰「お前の今の歌…なんかグネグネしてるように見えるんだが…文化祭の時もそうだった」

千早「(グネグネ?)」

神峰「だけど屋上で聴いた歌だけは何ていうか…真っ直ぐだった。何か違いがあるのか?」

千早「(グネグネとか真っ直ぐとか何を言っているの? いつでもどこでも同じように…)」 
 
〜〜優「なんかさぁ、余計なこと考えてない?」〜

千早「(待って。そういえば、ずっと前に…)」

〜〜優「お姉ちゃん、僕を子供扱いして気遣いしてるでしょ? そういう雑念が入ったお姉ちゃんの歌嫌い」〜〜

千早「(自分自身では全く気づいていなかったけど)」

〜〜優「お姉ちゃん自身が楽しんで、まっすぐのびのび歌ってくれた方が僕嬉しいよ!」〜〜

千早「(ユウの為にと、アイドルとして頑張ろうと思うことも…プレッシャーになっていた?)」

神峰「(…如月)」

千早「(確かに…誰もいない屋上に行ったのは何も考えたくなかったから――)」

 〜〜〜♪

千早「(【歌】は心情の差がモロに出るけれど、素人に気付かれちゃうなんて……フフッ)」

 ストン

千早「(…なんだか力抜けてきたわ)」

 ブワァァァ!!

神峰「(歌に勢いが付いた!)」

 今までは荒れ狂う波に飲まれるだけだった歌が
 この勢いで風を起こし

神峰「そうだ如月! 荒れ狂う波を沈めるには、まずは雨雲を吹きとばせ!!」

千早「群れを離れた鳥のように♪」

 ビュゥゥゥゥォォォォ!!

神峰「何も考えるな!!」

 ザザ……ン

神峰「そのまま天を貫け!!」

 バァァァァン

神峰「(動いた!!)」

優「…」ピクッ

千早「!?」




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