43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 02:50:39.14 ID:ilOeuoOzo
京太郎「なんでもってこれ死ぬじゃねえか……」
京太郎「ま、部長は介錯なんて頼んでもやらないだろうし大丈夫だろ」
京太郎「『切腹するんで介錯お願いします』っと。流石に本気にしないだろ……」
京太郎「さ、今日はもう疲れたし寝よう……」
〜翌日〜
久「っ須賀くん、悪いんだけど今日はちょっと残ってもらっていいかしら?」
京太郎(部長、あんなことがあったあとなのに平然と学校来てるしどんな精神力してるんだ……)
京太郎(首には包帯、お腹は制服で隠れているとはいえ……)
京太郎「あ、はい。分かりました。それじゃ染谷先輩、咲、優希、和、また明日な」
まこ「おう、お前らもあまり遅くなるなよ」
咲「京ちゃん、また明日ね」
優希「犬!明日も極上のタコスを用意しとくんだじぇ!わかったな!」
京太郎「あーはいはい、わかったわかった」
和「……では失礼します。宮永さん、行きましょう」
―――バタン
久「さて、皆帰ったことだし、お話と行きましょ?」ガチャッ
京太郎「……部長、どうして鍵なんか?」
久「どうして? おかしなことを言うのね。切腹するんでしょ? 邪魔が入っちゃダメじゃない」ニッコリ
京太郎「……は?」
久「大丈夫! ちゃんと私が介錯してあげるから一思いにぐいっと!」
京太郎「やだなー、あれはちょっとした冗談で……」
久「あら? 須賀くんは私にあんなひどいことをしたことを悔やんで切腹でお詫びしてくれるんでしょ?」
京太郎「な、なんのことだか……」
久「だって不公平じゃない私だけあんなに痛くて苦しくてそんなことされてあなただけのうのうと何もなかったのかのように過ごしてるなんてありえないわ。犯した罪には罰が必要なのよまあ須賀くんが犯したのは罪だけじゃなくて私も何だけど、あははってここ笑うところよ?ちゃんと笑って頂戴?それにしても感心よね、あんなことができちゃう須賀くんでもちゃんと罪を悔いて罰を受ける心づもりがあるなんてさぁ早く罪を贖うのよ須賀くん!!!早く早く早く!」ギョロ
京太郎「あ、う……」アトズサリ
久「ああ、最初から一人でやるのが怖いのね?大丈夫よちゃんと手伝ってあげるわ」スラッ
京太郎(そういって部長は鞄から出刃包丁を取り出すとそれを俺の腹に―――)
久「じゃあね、須賀くんっ」ニコッ
―Dead END―
ざんねん 京太郎は 死んでしまった
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