過去ログ - 平社員「今月の目標は防衛線の突破か、キツイな」
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◆tsERP5rFx9iS
[saga]
2014/12/02(火) 00:04:11.19 ID:GqxCoGL90
ーー 出張所中央付近 後輩女 ーー
平社員さんの操るAFVが目の前の人の群れに突っ込む。
まずは東側から片付ける計画のようだ。
端末『2係長:平社員、こちらからの視認範囲に入った。識別良く見ろ、誤進捗するなよ』
端末『平社員:はい、ここで定置して5Sに入ります。
対物進捗する先方を優先でやってもらえると助かります』
端末『2係長:分かった。まぁこの状態ならすぐに片付くだろう』
…ドルルルルル…タタタ…カカカ、カカカ…
さて彼方は大丈夫そうなので問題は私達の方か…
西側からの進捗は数が減ったとはいえ、私達4人では到底抑えられない。
後輩女「あのー主任」カシン、パシュ
主任「どうした?」カカカ、カカカ
後輩女「いくら防衛陣地築いてもこの彼我差はどうにもならないのでは?」カシン、パシュ
営業女「私も同感です。東側はもう少し折衝完了まで掛かるし…」
主任「あー工数のことか、ここまで来ればあとは予想通りになるだろ。多分問題無い」
後輩女/営業女「予想通り?」
端末『1係長:技術課1係、進捗開始』
端末『3係長:技術課3係、南側通路から進入』
端末『4係長:技術課4係、東側の2係に急ぎ合流せよ』
身震いがした。技術課A直の全工数投入なんて今まで聞いたことも無い。
端末『2係長:お疲れ様、東側ちょっと苦しいから急ぎ頼むぞー』
端末『4係長:あー了解。ホレホレ急行進捗、前進全速!』
カカカ、カカカ、タタン、カカカ、カカカ
端末『3係長:2係その他、認識精度が低い。相手に補足されても良いから認識出力上げろ』
後輩女「はい!」ピピッ
圧倒的。それ以外の表現は見つからない。
西側の先方マーカーはあっという間に消え、目の前に3係の面々が現れる。
主任「お疲れ様です、支援ありがとうございます」
3係長「ん?別に仕事だからな。ま、またそこの怖いネーちゃんに凄まれてもヤダしな」ハハッ
後輩女「も、申し訳ありません」シュン
1係長「よいしょっと、到着。さて、労災は無いか?」
営業女「お陰さまで無事です、ありがとうございます」ペコリ
ガゥン、ガチャ
平社員「おろ、係長さん集合なんて珍しいですね」タタッ
端末『2係長:2係、支店から道沿いに来る工数に対応』
端末『4係長:4係、出張所内へ展開。北東に移動し支店側を抑えろ』
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