過去ログ - 提督「お、おい、荒潮!?」満潮「この手錠は何のつもりよ!?」
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11: ◆A.TP2bRHK6[sage saga]
2014/09/06(土) 04:03:35.20 ID:v0uVnSdNO

提督(その後、あの日の仕事っぷりを見て、最近は満潮を何度か秘書艦に任命し、書類仕事を任せるようになったが、なかなか優秀であり、今までなんとなく秘書艦にするのを避けていたのがもったいないくらいだった……そして、あの日以来、以前とは違い満潮が俺の前でも少しだけ笑顔を見せてくれるようになった……気がする)

満潮「……」ペラッ

提督(今でもキツい言葉を浴びせられることもあるが、それすらどこか柔らかいものに変わったような気がするし、どこか楽しそうにも見える……これらがもしも、あの日の出来事が関係しているのなら、やっぱりあれは悪くない出来事だったのかもしれない……)

満潮「……司令官、これのチェックが終わったわよ……司令官?」

提督「んあ、なんだ?」

満潮「はぁ、またぼーっとしてたの? 仕事中なんだから、少しはシャキッとしたら?」

提督「す、すまん」

満潮「……まあ、でも、キリのいいところまで終わったことだし、ここで一息いれるのもいいかもね……それと――」

提督「?」

満潮「た、たまたま昨日荒潮と一緒に作ったクッキーを持ってきてあるんだけど、少しだけわけてあげてもいいわ。だから、お茶の用意を手伝ってくれない?」

提督「おお、マジか!? 手作りのクッキーなんて久しぶりだから、そいつは楽しみだ」

満潮「ふ、ふんっ、たかがクッキーでそこまで喜ぶなんて大袈裟じゃないの?」

提督「女の子の手作りお菓子を喜ばない男なんていない!」

満潮「あ、ああ、そう……それじゃ、さっさと準備するわよ……まず、棚から――」


終わり
ここまでお読みいただきありがとうございました

たまには健全なのもいいですよね



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