過去ログ - 【モバマスSS】愛が二人を分かつまで
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1: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:42:01.68 ID:S5YH9fc00


――貴方はプロデューサーで…佐久間まゆはアイドルだから…

――私と貴方は決して結ばれないって…知ってるから…


※モバマスSS短編
※二次創作です(いろいろとアイドルの過去なり関係性なりが捏造されています)

※一部鬱描写アリ



直近のオムニバスシリーズ過去作3作

鷺沢文香「図書館はどこですか」
和久井留美「猫の森には帰れない」
有浦柑奈「ゆりかごの歌」

その他短編過去作

【モバマスSS】僕は君が好き
【モバマスSS】公園で

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2: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:42:54.74 ID:S5YH9fc00


「……けほっ」




3: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:44:40.73 ID:S5YH9fc00
布団を被っているのに寒い。頭がじんじんと痛み、手足には鳥肌が立っているのを感じる。

時折こうして咳をすること以外に、私はベッドから身体を動かしたくなかった。


以下略



4: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:45:32.92 ID:S5YH9fc00


「…………けほっ、けほっ」


以下略



5: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:47:00.97 ID:S5YH9fc00
今頃、別の子と一緒に現場へ入っているのだろうか。

それとも事務所で書類を作成しているのだろうか。

タブレットをいじれば確認も出来るのだが、それはベッドから離れたテーブルの上にある。あまり動きたくない。
以下略



6: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:48:11.31 ID:S5YH9fc00


『……よく頑張ったな、まゆ。お疲れ様』


以下略



7: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:49:48.54 ID:S5YH9fc00
自然と顔がほころぶ。風邪の辛さが少しだけ引いた気がした。

それは、私が集めたプロデューサーさんの声を詰め込んだフォルダ。

いつも忍ばせているレコーダーで収録した彼の声の中から、私が特に気に入っているものをピックアップしたものだ。
以下略



8: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:51:50.94 ID:S5YH9fc00


『佐久間まゆさん……だよね?どうしてウチの事務所に?』


以下略



9: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:52:32.26 ID:S5YH9fc00



――ああ、あれからもう、一年……。

以下略



10: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:53:35.43 ID:S5YH9fc00
「今日が、その日……」


突然、頭がぼうっとする。うまく思考が回らない。眠りたい、眠りたいという信号が全身をかけ巡る。

以下略



11: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:54:07.88 ID:S5YH9fc00


・・・

・・
以下略



12: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/06(土) 12:56:21.68 ID:S5YH9fc00
※一時休止、再開は深夜


13: ◆Xh.MVoNL.A[sage]
2014/09/06(土) 13:14:41.57 ID:S5YH9fc0o
佐久間まゆ(16)
imgur.com
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/06(土) 20:52:07.27 ID:m2bTt0IAO
??「二人を分けますよー!!!」


15: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/07(日) 02:03:31.08 ID:snWmZjFp0





以下略



16: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/07(日) 02:06:51.23 ID:snWmZjFp0
窓と反対の方向から声がした。聞き覚えのある声。

私はびっくりして跳ね起きた。

そこにいたのは、夕陽を受けて佇む……
以下略



17: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/07(日) 02:13:01.73 ID:snWmZjFp0
「まゆ、起きたか」


無感情な声。

以下略



18: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/07(日) 02:13:46.80 ID:snWmZjFp0
私の言葉を遮るのは、プロデューサーさんの冷たい声。

漠然とした不安が私を包み込む。熱に浮かされていたはずの私の身体が凍りついたように固まる。

あなたは何を言おうとしているの?
以下略



19: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/07(日) 02:14:29.64 ID:snWmZjFp0


「……まゆ、今日で……お別れだ」




20: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/07(日) 02:15:14.54 ID:snWmZjFp0
重々しく彼の声が響いた。

銅鑼に打ちつけられたような衝撃を私は心の中で感じていた。

突然の一言。
以下略



21: ◆Xh.MVoNL.A
2014/09/07(日) 02:17:19.18 ID:snWmZjFp0


「ど、どうして……どうしてですか!」


以下略



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