897: ◆HyZk02P5Ec
2015/12/13(日) 21:59:43.18 ID:l0oNrx9J0
冬馬「なぁ、如月」クサヒキヌキ
千早「なに?」ハカイシゴシゴシ
冬馬「お前も、あぁやって膨れたりするんだな。意外だったぜ」
千早「い、いつもじゃないからね?今回はお母さんとお父さんが居るから」
冬馬「はは、可笑しいとか言うつもりはねぇよ。ただ、家族仲が良いっていうのは、やっぱり良い物だなって思っただけさ」
千早「……冬馬はお父さんとは仲が良くないの?」
冬馬「いや、仲は良いと思うぜ?年に一二回しか会わねぇし、電話もこっちからは殆どしないけどな」
千早「(私よりも少ないのね」
冬馬「お前はどんなもんなんだ?その、電話だの会うだのさ」
千早「私は、そうね……冬馬と此処で色々話したでしょう?」
冬馬「あぁ」
千早「あのときまでは一度も会わなかったし会うつもりも無かった。電話も、あちらから掛けてくるまではしなかったわ。けれど、週刊誌の事があって、その後のライブがあって……そうしたら、突然会いたいなって」
冬馬「そうか」
千早「気まずさも、気恥ずかしさもあったから、電話じゃなくて手紙から始めたのだけど、案外それが良かったのかもしれないわね。たぶん、電話だったら一緒にお墓参りに行こうだなんて切り出せなかったと思うから……まぁ、会ってしまえばあっけないものだったけれど」ジトー
冬馬「あはは、そう言うなよ。あっけなく感じるなら良いじゃねぇか、次は意識しないで会えるぜ?」
千早「……そうね、それなら良いわね」
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