過去ログ - 冬馬「俺と765の恋愛事情」
1- 20
980: ◆HyZk02P5Ec
2016/03/26(土) 10:13:08.02 ID:hdQ+IVsQ0

春香「私はもともと生涯現役!って考えだから最初からプロデューサーさんとどうにかなるつもりはなかったけど、それでも好きだったのは千早ちゃんも知ってるでしょ?」

千早「えぇ。泊まりに来るといつも言っていたものね、好きだ好きだって」

春香「うん。でさ、私は一度だってプロデューサーさんにはっきりとアタックしたこともなかったんだよね。それ自体は仕方ないというか自分で決めていたことだし、別にそれに対して何かを言うつもりはなかったんだけどさ」

千早「だけど?」

春香「実際に小鳥さんとのことを聞いた時にね、「どうして私は、一度でもいいから気持ちを伝えなかったんだろう」って思っちゃったんだ」

千早「……」

春香「もし一度でも告白していたら、結果は変わらなかったとしても、少しはプロデューサーさんの心に私を残せたんじゃないかなぁって。今、プロデューサーの中ではきっと、「最初にプロデュースしたアイドル」ってだけなんだよ、私は」

千早「そんなこと」

春香「あとはせいぜい「最初に懐いてくれた」とか「歌が壊滅的」とかそんな物だと思う」

春香「千早ちゃんもさ、今のままだと本当に「仲の良い他事務所のアイドル」とか「ストイックな姿勢が尊敬できる」くらいで終わっちゃうよ?それで満足できるの?」

千早「満足もなにも私は」

春香「私は?」

千早「……今の関係が壊れてしまうのが怖いわ」

春香「怖いのは分かるけど、自分で手を出さないから変わらないなんて関係はないよ?冬馬君が他の誰かを好きになるでも、他の誰かが冬馬君を意識させるとかでもいいけどさ、それでも今の関係は間違いなく壊れちゃうんだし」

千早「……」

春香「まぁ、あくまで春香さんの考えだし、千早ちゃんのやり方を尊重するけどね。冬馬君は鈍感だから誰かと進展なんてしなそうだし、余裕はまだあるでしょ」

千早「そうだと、いいけれど」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/522.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice