過去ログ - 大和亜季「7人が行く・ハッピーエンド」
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20: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/09/06(土) 22:36:56.00 ID:mKKnLKOo0
法子「他にもあったから、いいかなって」

亜季「他には何か?」

悠貴「そうですね……」

小関麗奈「とびっきりなのがあるわ!」

小関麗奈
奏陽泰校1年生。既にニヤニヤとしている。

悠貴「なにかあったかな?」

麗奈「驚くんじゃないわよ、ドッペルゲンガーよッ!」

亜季「ドッペルゲンガー、でありますか」

麗奈「聞きたい?」

法子「えー、その話はいやだなぁー」

亜季「あ、行ってしまったであります」

麗奈「それで、アンタは聞きたいの?」

亜季「ええ、お願いするであります」

悠貴「麗奈ちゃん、それでどんな話なの?」

麗奈「聞いたことぐらいあるわよね?」

亜季「ドッペルゲンガーでありますか。そうでありますな」

悠貴「自分と同じ顔をした人がいるって話?」

亜季「同じ顔した人物に会うと」

麗奈「死んじゃうって話よ、有名よね」

亜季「でも、ウワサでありましょう」

麗奈「そうね、会ってしまったら死んじゃうじゃない、だけど、今回は違うのよ」

悠貴「違う?」

麗奈「これは目撃談なのよ。心して聞くがいいわ!」

亜季「ふむ」

麗奈「この近くにね、髪の長いお嬢様が住んでいるのよ」

亜季「誰でありますか?」

麗奈「どうでもいいでしょ、そんなこと。いい、そのお嬢様はね、小学生高学年から中学生くらいだったかしら」

悠貴「えっと、どういうこと?」

麗奈「ちっちゃいってことよ、うん。そう」

亜季「それで、どうなったのでありますか」

麗奈「急かすんじゃないわよ。いつも同じ時間にいつも同じ道を通っていたの。だけど、その日は違った」

亜季「違った?」

麗奈「別の道をね、歩いてくるのを見た人がいたのよ。お嬢様を、ね」

悠貴「同じ時間に?」

麗奈「そう!それこそ、ドッペルゲンガーよ」

亜季「同じ顔をした、他人」

麗奈「でも、それだけじゃないわ。お嬢様とドッペルゲンガーの距離は日に日に近づいていったの」




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