32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/06(土) 23:55:00.16 ID:ICDu1SOY0
必要はない筈だった。だが、ほむらは夕暮れの街を歩いていた。
何時の間に外に出ていたのだろうか、ほむらは自分でもわからなかった。
なぜ外に出たのだろうか、それもほむらにはわからなかった。
少しでも人間らしい振舞いがしたかったのか。
時折、悪魔の自分を人間だった頃のほむらが干渉してくる…そんな気がする。
ほむらは自分の左手の甲に視線を向ける。
悪魔でも、人間でも無かった頃にソウルジェムがあった位置だ。
ほむら(貴方の心はもう邪魔なのよ…。出てこないで頂戴)
悪魔が警告する。人間だった頃の弱かった自分に対して。人間でも無かった頃の自分に対して。
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