8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/06(土) 23:28:55.28 ID:ICDu1SOY0
さかや「これで何連敗?」
まどか「…10、かな」
まどかがこの学校に転入して一か月が経った。まどかがまともにほむらと会話出来たのは転入初日だけだった。
ほむらはまどかを避けていた。
理由は簡単だった。初めてこの世界でまどかと接触した時に、彼女の力が目覚めかけたから。
それ以降、ほむらは自分からまどかに話しかけたりはしなかった。
まどかに話しかけられても最小限のやり取りで済ませる。
こんな日々を一か月送ってきた。
そしてこれからも続けていく。ほむらはそう決心していた。
全てはまどかの為。
まどかに一秒でも長く、人間としてこの世界で生きていてもらいたかったからだ。
まどかが寿命を迎えるのが先か、それともこの世界が壊れるのが先か。
だから…まどかの力を目覚めさせるきっかけを作ってはいけない。
それ故に、ほむらは仮面を被り、心に壁を作った。
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