過去ログ - まどか「安価で1レスSS選手権!!」part14
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[sage saga]
2014/11/15(土) 09:59:18.01 ID:Kf6THe9oo
1週目世界 大型台風接近時
エイミー「ミャー」
エイミー(吾輩は猫である。名前はエイミー)
エイミー(今、町は大型台風とやらのせいで、もぬけの殻の状態だ)
エイミー(子猫ゆえに経験の少ない私だが、それでも向こうの空から感じる恐ろしい気配を察することが出来る)
エイミー(なので、人間たちに倣って、私も避難してたのだが)
ほむら「この台風、もしかして魔女の仕業なの……? 鹿目さん、あんなのと戦うつもりなの……?」ソワソワ
エイミー(どうやら、彼女は友人のことが気がかりなようだ)
エイミー(仕方ない。どうせどこにいようとも等しく危険なのだろうし、私が彼女を友人のところまで案内しよう)ピョコン
ほむら「エイミー? 案内してくれるの?」
エイミー「ミャッ!」
***
ほむら「鹿目さんを守れる私になりたい!」
キュゥべえ「契約成立だ」ペカー
シュイイイイイイイン
キュゥべえ「暁美ほむらは並行世界へ旅だったみたいだね」
エイミー「ミャー」
キュゥべえ「おや? 君は僕の姿が見えるのかい?」
キュゥべえ「君は猫にしては変わった因果を持つようだね。君からそれなりの素質を感じるよ」
キュゥべえ「けれど、僕には君の思考を読み取ることができない。残念ながら契約はできないね」
エイミー(それは残念。もし契約できるのなら、私は喋る猫にでもなりたかったのだが)
エイミー(喋れないから契約できないとは皮肉な話である)
ワルプル「キャハハハハハ」
キュゥべえ「ワルプルギスの夜が避難所に向かってるね」
キュゥべえ「まあ、彼女は人の多い場所に向かう習性があるようだし、こうなるのは当然だよね」
キュゥべえ「ふむ。どうやら、今回の災害の生存者は君と暁美ほむらだけみたいだ」
エイミー「……」
キュゥべえ「さて、もうこの町に用はないし、風見野にでも行こうかな」スタスタ
「…………」
エイミー(そして、見滝原には私しかいなくなった)
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