過去ログ - 向日葵「狐面の少女」
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37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 01:01:39.73 ID:2zcbU8jkO
櫻子「何があったの?」なでなで

向日葵「え……///」

櫻子「大丈夫。今ここ誰もいないから」


優しく私の髪を撫でながら、櫻子は笑った。

こんなに柔らかい表情の櫻子は久しぶりに見る。


向日葵「……なんだか、長い夢を見ていたようですわ」

櫻子「夢?」

向日葵「ええ……とても不思議で、でもとても楽しかった……」

櫻子「そっか。楽しかったなら、良かったじゃん」


もう時間は放課後だった。

部活の遠い喧騒と、赤い夕焼け。

あたたかなベッド、保健室に二人。


櫻子「帰ろっか」

向日葵「……ええ」


秋になり、だんだん人肌恋しくなっていく。


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