過去ログ - モバマス竹取物語
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:47:47.09 ID:xO2uA2t90

求婚者一人目。
石作(いしつくり)の皇子は、「仏の御石の鉢」を要求されました。

要領の良い彼は、天竺(インド)まで行ったと見せかけて三年間隠れ、
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:48:31.49 ID:xO2uA2t90
かぐや姫が袋を開けてみると、鉢と一緒にこんな歌が入っています。


『海山の 路に心を尽くし果て ないしの鉢の 涙流れき』

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:49:31.89 ID:xO2uA2t90
かぐや姫は、


『おく露の 光をだにも やどさましを 小倉の山にて 何もとめけむ』

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:50:19.22 ID:xO2uA2t90
うちひしがれた皇子は、鉢を屋敷の前に捨てると、


『白山に あへば光の 失するかと 鉢をすてても たのまるるかな』

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:50:51.64 ID:xO2uA2t90
偽の鉢を捨ててからも姫に言い寄ったことから、あつかましい態度のことを


『恥(鉢)を捨つ』

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:51:41.81 ID:xO2uA2t90

求婚者の二人目は、庫持(くらもち)の皇子です。
彼は蓬莱にあるという、「玉の枝」を要求されました。

しかし彼は強かな計略家であり、蓬莱などという伝説上の土地を目指そうとはしません。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:52:59.54 ID:xO2uA2t90
かぐや姫が箱を開けてみると、玉の枝とともに文が入っています。


『いたづらに 身はなしつとも 玉の枝を 手折らでさらに 帰らざらまし』

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:53:51.22 ID:xO2uA2t90
しかし、屋敷の玄関から誰かの声が聞こえます。


爺「どちら様ですか?」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:54:33.94 ID:xO2uA2t90
それを聞いたかぐや姫は上機嫌になり、
皇子に玉の枝をつき返すとともに返歌をしました。


『まことかと 聞きて見つれば 言の葉を 飾れる玉の 枝にぞありける』
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:55:15.59 ID:xO2uA2t90
かぐや姫は訴え出た職人達を呼び、沢山の褒美を取らせました。


しかし職人達が帰ろうとすると、路上で待ち構えていた皇子に散々に暴力を振るわれ、
せっかく貰った褒美を全て奪われてしまいました。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 01:55:51.01 ID:xO2uA2t90
それ以来、このように姿をくらましてしまうことを


『魂離る(たまさかる)』

以下略



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