65: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 00:49:44.68 ID:LEnzb0Kio
「榛名」
「はい」
提督が短く榛名を呼ぶと、榛名はすぐさま次の書類を手渡す。
受け取ったものに目を通し、次へと移っていく。
一人でも仕事はこなせるが、やはり秘書艦としての補佐が付くと効率は上がる。
「こちらは私が記入いたしますね」
「頼む」
短いやりとりをし、榛名も自身が記入して問題ない書類を手に取り片付ける。
提督の机に自分用の小机を出し、隣に座ってペンを取る。
かりかり かりかり
かりかり かりかり
ペンの音が2倍になり小分けにした書類の山が加速度的に小さくなっていく。
二人の間には朝のような甘い雰囲気はなく、黙々と仕事を片付けていくのみであった。
175Res/95.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。