85: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/16(火) 00:38:05.82 ID:RBBMYto9o
タタッ!
突如榛名は走り出し工廠の奥へと進んでゆく。
いきなりの事にどうしたのかと提督がその後を追う。
86: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/16(火) 00:41:30.44 ID:RBBMYto9o
金剛型。
榛名はその3番艦として生まれ、上に二人、下に一人という四姉妹の艦娘である。
恐らく今回の建造で生まれた艦娘はそのうちの一人だったのだろう。
この鎮守府には金剛型は榛名一人しか居なかった。
87: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/16(火) 00:43:03.95 ID:RBBMYto9o
すらりと綺麗に整った足先。
細く伸びたふくらはぎ、そこから続く太股は女性のそれをしっかりと示す肉感を持ち
その付け根は何も遮るものが無いぴったりと閉じた割れ―――
88: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/16(火) 00:44:26.60 ID:RBBMYto9o
「Hey, Stop!」
89: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/16(火) 00:45:38.84 ID:RBBMYto9o
「そ、そうか。私はここの鎮守府を預かっている提督だ。以後宜しく頼むよ」
またしても背中越しに挨拶を返す。
90: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/16(火) 00:46:20.38 ID:RBBMYto9o
「榛名はそのまま彼女についてあげなさい、私は先に戻る!」
「それとすまんっ! 後でもう一度謝る!」
91: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/16(火) 00:48:40.26 ID:RBBMYto9o
◇ ◇ ◇ ◇
「……ふぅ」
92: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/16(火) 00:49:56.33 ID:RBBMYto9o
「お姉さま、本当にごめんなさい!」
工廠の一角で榛名もぺこぺこと頭を何度も下げ、金剛に謝っていた。
93: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/16(火) 00:52:22.58 ID:RBBMYto9o
榛名の先導で工廠を後にし、通路を歩いていく。
ほぼ同じ衣装に身を包んだ二人は片や栗毛、片や銀髪をたなびかせながら静かに進む。
歩く度に赤いスカートとブラウンのスカートがひらひらと舞う。
94: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/16(火) 00:53:44.33 ID:RBBMYto9o
「そっかー……それなら私も同じ立場ならきっと今回みたいな事になってたかもネ」
「その、ごめんなさ」
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