過去ログ - 八幡「やはり雪ノ下雪乃のいない奉仕部はまちがっている」
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30: ◆3OJihx450c[ saga]
2014/09/08(月) 18:21:48.66 ID:aNEFyX5R0
八幡「待て、そもそも俺のコミュ力鍛える必要なんかないから。一緒に飯食う必要すらないんだ」

結衣「えー。明日、明日一日だけでもいいから、ね?」

八幡「…分かった、明日だけだぞ」

結衣「やたっ!じゃあ明日の昼休みにここ集合ね!」

八幡「はいはい分かったからもうそろそろ鎮まれ」



キンコンカンコン

八幡「(さて、問題の昼休みだが、俺はあいつの行った後に行くことにする。

俺だけ先に行って誰も来ませんでしたとかいうことはもう体験したくない

由比ヶ浜とはある程度顔見知りになったが、まだ無条件で信じられるほど俺は人間できてねえ)」

葉山「いやー、今日は無理だわ。部活あるし」

優美子「別に一日ぐらいよくない?今日ね、あーしチョコとショコラのダブル食べたい」

葉山「それどっちもチョコじゃん(笑)」

優美子「えぇー。全然違うっしょ。てか超お腹減ったし」

ザワザワ

八幡「(おうおう、トップカーストによる漫才(笑)が始まったぞ。あの予定調和みたいな周りの笑い声とか気持ち悪すぎてぞくっとする)」

ザワザワ

結衣「でも優美子、ちょースタイル良いよねー。で、ちょっと今日あたし用事あるから…」

八幡「(由比ヶ浜が侍女に見えてきた。あんなことしてまで友達とか欲しくねーわ)」

結衣「それでさ、あたし、お昼にちょっと行くとこあるから…」

優美子「そうなん?じゃさ、帰りにあれ買ってきてよ。レモンティー」

結衣「え、け、けどほらあたし戻ってくるの五限になるっていうか、お昼丸々いないからそれはちょっとどうだろうなーって…」

優美子「はぁ?ていうかあんたちょっと付き合い悪くない?こないだも放課後そんなこと言ってばっくれたじゃん」

結衣「いや、それは何と言いますかやむにやまれぬ事情があるといいますか…」

優美子「もっとはっきり言いなよ。あーしら友達じゃん?隠し事するの?」

八幡「(それが出来なかったら友達じゃないって言いたいんだな。そんなのただの踏み絵だろ)」

結衣「ごめん…」

優美子「だーかーらーそんなんじゃわかんないっての。もっと言いたいことあんでしょ?」

八幡「(ふん、いい気味だ。せいぜい身内でつぶし合えリア充ども…でも、何かがのど元にわだかまる…)」

八幡「(なんつーの?もっと食事ってのは楽しくあるべきだろう。

別に助けてやるなんて気はないが、知ってる女の子が目の前で泣きそうになってると飯がまずい)」

八幡「(それに、そうやって攻撃されるポジションは俺のもんだ、やすやすと誰かに渡してやるわけにもいかん)」

八幡「(あー…あとあれだ――――――気に入らねえんだよこの野郎)」

八幡「おい、その辺で―――」

優美子「るっさい」ギロ

八幡「…その辺で飲み物でも買ってこようかなぁ。で、でも、やめておこうかなぁ」

八幡「(怖っ!何コンダだよ!思わず謝りかけたわ)」



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