過去ログ - 提督「心から愛しい羽黒に捧ぐ。」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 21:23:31.76 ID:wQP1bC+Fo
 それからはまさに破竹の勢いであった。

 各々が目を爛々と光らせ、目の前の敵を轟沈させてゆく。

 まるで復讐のようだ。

 私もその例外ではない。

 脳内で麻薬でも分泌されているのではないかという程に気分が高まり、冴えていた。

 進軍最中の我が軍は正に一騎当千の働きであり、無傷のまま敵主力を射程に捉えた。

 日向と高雄が敵の攻撃を惹きつけ、霧島の主砲が敵を打ち抜いてゆく。

 ならばと霧島に照準を向けた艦は日向の徹甲弾と赤城の艦載機、そして筑摩と利根の砲撃によって火を吹いた。

 羽黒の考えた作戦が敵を喰らいつくしてゆく。

 私はわけの分からぬ言葉を叫びながら敵を指さし、航路を切り開いてゆく。

 数十分は続いたであろうその砲撃は止み、あたりには動くものは何もなくなった。

 第一艦隊6名のほかには、何も。


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