過去ログ - 提督「心から愛しい羽黒に捧ぐ。」
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 21:45:56.12 ID:wQP1bC+Fo
我々は数多の敵を深海に送り、そして敵も我々の艦隊に手痛い被害を与え駆逐艦、響を海底に没せしめた。
「殺しているのだから殺されもする」と言っていた私の馴染みの提督は泥とも肉ともつかない「もの」になって死んだ。
私はその通りだと思う。
戦争とはそういうものなのだと思う。
殺したのだから、誰かに殺されなければいけないのだと思う。
「ありがとう班長。喉飴がほしければいつでも言ってくれ」
そんな言葉を残して私はドックを後にすると、廊下で窓を挟んで外を見つめていた利根と目が合った。
「おう、お主はしっかり休め」
なんともな挨拶に溜まらず私は笑みをこぼす。
利根の声は私と同じように耳障りにかすれたまま。
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