過去ログ - 提督「心から愛しい羽黒に捧ぐ。」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/09(火) 21:46:01.82 ID:IthOZGUao
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「……あの、司令官さん?」
「何だ?」
耳障りな掠れ声で私は応える。
愛撫を終え、普段なら盛りも終える段取りだが彼女はまだ私にしがみついている。
私は彼女の髪をゆっくりと撫でながら慎重に彼女の言葉を待つ。
「どうして、私を助けてくれたんですか?」
「――それは、私がどうして響に執着しなかったか、ということか?」
私の言葉に羽黒は必死に否定を行う。
もちろん、彼女はそんなつもりで言ったのではないのだろう。
「君たちでは見えないものが見えることもあるから、私は響を救ったんだ」
羽黒は腑に落ちないように私に頬を重ねる。
私だけが知っている秘密を彼女に教えるには、彼女はまだ幼すぎる。
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