過去ログ - 提督「心から愛しい羽黒に捧ぐ。」
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/09(火) 22:00:41.49 ID:IthOZGUao
私の脳裏にはいつも最期の響がいる。
吹き飛んだ顎をゆがめながら笑みを浮かべて敬礼をしていた彼女に打ち込んだ銃弾の薬きょうは、私の机にしまっている。
「ずるいです、司令官さんは」
私の耳元で羽黒は言う。
「自分一人で全部抱え込んで、私たちに優しくするんですから」
私は彼女の顔を正面から見つめる。
羽黒の瞳に私の顔が写る。
「君たちには君たちにしかできないことがある。私は私にできることをしているだけ――」
羽黒が私の唇を塞ぎ、再び愛撫を始める。
私は心に一点の墨を残したまま、ぎこちない羽黒の愛撫を楽しむ。
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