過去ログ - 提督「心から愛しい羽黒に捧ぐ。」
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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 22:41:12.11 ID:mocUJ7Spo
「し、司令官さん……」
おびえたように羽黒は言う。
私は彼女の髪を優しくなでながら言葉をつむぐ。
「私の馴染みの提督の部下だった艦娘さ」
「だった」という言葉で何かを察したのか、羽黒はそれ以上言葉をつむぐことはなかった。
私は沈黙に耐えられずに白い士官帽を脱ぎ、羽黒にかぶせる。
羽黒は困惑したようだが彼女にとっては大きすぎる士官帽を指で押し上げ、私のことを見つめていた。
私たちも人波を縫って歩く。
催し物を興すために。
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