過去ログ - モバP『もし俺が空を見上げて「バカな…早すぎる…」ってつぶやいたら』
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13: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/09/07(日) 21:10:04.88 ID:YJvwegJx0
言葉を残すは勇にあらず。
怯えて逃げるは善にあらず。
知って見過ごすは義にあらず。

…戦わずして屈するは偶像にあらず。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/07(日) 21:26:36.75 ID:LL//1cp00
失禁するのはだれだ?


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 21:28:34.55 ID:EeE5QwNlO
おおはらこわい


16: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/09/07(日) 21:29:57.79 ID:YJvwegJx0
逃げる人々の中で、唯一人、立つ少女。
その巨躯は、揺るがぬ巌の如く、惨劇が繰り広げられているであろう箇所をただ臨む。

その大樹を思わせる姿とは真逆に、彼女の持つか弱き心は己が為した罪にただ痛む。
無知は罪を犯す理由にはならない。
以下略



17: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/09/07(日) 21:30:51.05 ID:YJvwegJx0
ここは遙か遠く、異郷の地。
かつては砂と風に包まれたこの地で、一人の少女がゆっくりと目を開く。

美しい褐色の肌に流れるような金髪。
その碧眼は、遠い何処かを見つめ、まだあどけない顔に冷や汗が滲む。
以下略



18: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/09/07(日) 21:34:11.91 ID:YJvwegJx0
雷鳴とどろく小高い丘。
眼下に広がる街は、未だ誰も危機を知らない。

まゆ「……」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/07(日) 21:47:19.34 ID:ErJf8uRzO
清々しい厨ニwwww




以下略



20: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/09/07(日) 21:57:44.96 ID:YJvwegJx0
歪んだ空間、その穴から漏れだすは瘴気。
泥土を思わせる混沌、その先には冥府へ続く門が。

ここで怯えるは自然の理。人が死の恐怖に打ち勝つことは難しいのだから。

以下略



21: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/09/07(日) 21:58:33.66 ID:YJvwegJx0
先走る少女たちを追いながら、ただ一人、嘆息する。

あい「まったく彼女達は…」

絶望に挑もうとするその意気やよし。
以下略



22: ◆hK60URwGfhGV[saga]
2014/09/07(日) 21:59:46.98 ID:YJvwegJx0
荒廃したビルの屋上、そのフェンスに身を預け、小柄な少女が先ほど飛び出した仲間を目で追う。
しかし、追うことはなく、新たなロリポップを包み紙から引き出すのみ。

ころころと舌の上でロリポップを転がしながら、まだ何も起こっていない街を退屈そうに眺める。

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/07(日) 22:24:31.60 ID:RqLYZf4z0
懐かしいなこれwwwwww


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