過去ログ - P「ゲームの世界に飛ばされた」2
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548: ◆bjtPFp8neU[sage]
2014/11/20(木) 23:58:12.61 ID:RQ+xpo27O
幻獣王の館 リビング
冬馬「……」
北斗「……冬馬、元気だせよ」
冬馬「……」
北斗「さっきのお前を、やよいちゃんに見せたかったな」
翔太「そうだよ〜!さっきの冬馬君なら、ひょっとしたらやよいちゃん、ホレちゃってたかもよ〜?」
冬馬「……」
翔太「……あ、あれ?反応なし?」
北斗(よほどショックだったのか?)
冬馬「……友情…を……いや、違う……」ボソボソ
北斗「……ん?」
翔太「冬馬君?……何をボソボソと……」
冬馬「父親のように慕って……いや、なんかしっくりこねー……」
北斗「冬馬……おい、冬馬!」
冬馬「…………あん?呼んだか?」
北斗「呼んだか?じゃないだろ。さっきから、何を言ってるんだ?」
翔太「落ち込んでたんじゃないの?」
冬馬「……」
冬馬「おっさんの性格は、嫌という程知りつくしてるんだ」
冬馬「あのくらいで凹んだりしねーよ」
冬馬「……どう言えばおっさんの心を動かせるかなーって考えてたんだ」
冬馬「やっぱ、ありきたりの言葉じゃダメなんだろうなー……」
北斗「冬馬……お前……」
冬馬「俺は、諦めないからな?」
冬馬「こんな変な世界から、絶対におっさんを連れて帰ってやるぜ!」
翔太「……冬馬君、ひとりで突っ走るのは悪いクセだよ?」
北斗「そうだぜ冬馬。俺達は、今や文字通り一心同体なんだから」
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