過去ログ - P「ゲームの世界に飛ばされた」2
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790: ◆bjtPFp8neU[saga]
2015/01/04(日) 23:29:32.74 ID:H3WJl6vJO
貴音「ふむ……わたくしも、ぴんくの宝石なら持っているのですが……」
貴音「やよいに差し上げた方が良いのでしょうか?」スッ
キラーン!
響「わあ……キレイだなー!」
響「貴音、これどうしたんだ?」
貴音「月で、ぷりんの魔物を倒した時に見つけました」
響「へー……」
響「月には、こんなに硬いプリンの魔物がいるのかー」コンコン
貴音「いえ、硬いのは尻尾の部分だけのようです」
響「ん?じゃあ、これは……」
貴音「ええ。ぷりんの尻尾、だと教わりました」
亜美「!!」
亜美「お、お、お姫ちん……今、なんて……?」
貴音「ええ、ですから、ぷりんの尻尾だと……」
亜美「な、なんだって〜っ!!?」
亜美「こ、こりゃ〜一大事だ!」
亜美「真美っ!」
真美「う、うんっ!」
真美「……ねえ、お姫ちん?」
真美「そのしっぽ……ゆずってくれないかなぁ?」
貴音「これを……?」
真美「うん、お願いだよ〜!それ、チョーゼツゲキレアアイテムなんだよ〜!」
貴音「………真美。しかしこれは、わたくしの友との友情の証でして……」
真美「そこをなんとか、ゴショ〜だからさっ!」
貴音「ふむ………」
真美「ええい!二十郎のラーメン、一ヶ月おごったげるっ!」
真美(……兄ちゃんが)
貴音「乗った!」
響「貴音ぇ……それでいいのか……」
真美「コウショウセイリツだねっ!」
亜美「まさか、『ピンクのしっぽ』を持ってるとは……」
亜美「さすがはお姫ちん、あなどれませんな〜」
亜美「ね、兄ちゃん?」
P「うん。貴音はすごい幸運の持ち主だな!」
貴音「そう、なのですか?」
貴音(わたくしは一度命を落としているのですが、それでも幸運だといえるのでしょうか……?)
貴音(……まさか、それで差し引きぜろだとでも……?)
貴音(れああいてむ、とやらと引き換えの命……冗談にしても、笑えません……)
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