過去ログ - P「ゲームの世界に飛ばされた」2
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869: ◆bjtPFp8neU[saga]
2015/01/17(土) 01:05:19.36 ID:I2a2TiD2O

貴音「……けあるら」


シャララーン!キラキラ…


少年「おねえちゃん、ありがとう!」

貴音「いえ、礼には及びませんよ」ニコッ

老婆(……明らかにケアルラの治癒力じゃないね。ケアルガに匹敵するよ……)

老婆(あたしが若い頃でも、ここまでの魔力は無かった……)

老婆(あの銀髪、いったい何者だい……?)

貴音「……申し遅れました。わたくし、月の民の、四条貴音と申します」

貴音「以後、お見知り置きを」ペコリ

老婆「月の………そうか」

老婆「なるほどねぇ。あんたのアホみたいな魔力にも、納得だ」

貴音「?」

律子「私は、秋月律子といいます」

律子「職業は……」

老婆「……暗黒騎士、だろ?」

律子「えーと……はい……」

老婆「………」じーっ

律子「あの、何か……?」

老婆「……勿体無いな」ボソッ

律子「??」

響「それよりばあちゃん。いったい何があったんさ?こんな……」

老婆「………龍だ」

律子「龍……?」

老婆「ああ。いきなりどこからか龍が現れて、あっという間に、村を壊滅させちまった……」

老婆「あたしは、この子を守るのが精一杯で……村の連中を、守ってやれなかった……」

響「そうだったのか……」

貴音「…………あの、奥方殿」

貴音「その龍は、真っ白ではありませんでしたか?」

老婆「うん。その通りだが……」

老婆「銀髪の。あんた、何か知っているのかい?」

貴音「……その魔物は、わたくしが追いかけていた魔物のうちの、一匹なのです」

響「追いかけてたって……どういう事?わかりやすく説明して欲しいぞ!」

律子「私も、『貴音が月の魔物を追っていた』という事しか知らないわ」

貴音「できれば、わたくしだけで……と、思っておりましたが……」

貴音「もはや、わたくしだけでどうにかなる問題ではない様です」



…………

……




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