過去ログ - P「ゲームの世界に飛ばされた」2
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935: ◆bjtPFp8neU[saga]
2015/02/01(日) 20:44:04.67 ID:ghZgurP/O

アン「私は詳しくは存じ上げませんが……」

アン「リツコさん。あなたとユキホさんの間には、深い絆がお有りなのでしょう」

アン「ですが、今、民からユキホさんという支えを取り上げる事は、生きる気力の源を奪うに等しい行為です」

アン「『勝手に奉るな』との言葉は、どうか取り消してはいただけませんか?」

アン「そうすれば、前にあなたがこの国のクリスタルを奪おうとした事は、水に……」

律子「あーーっ!あーーっ!」

響「ど、どうしたの?律子……」

律子「な、なんでもないわ!」



律子「…………はぁ。わかったわよ」

律子「まあ、雪歩本人に害があるわけじゃないし。それに……」

律子「ふふっ。雪歩が人の役に立っているのは、私も嬉しいものね!」

律子(……本当は、雪歩の出演料でもふんだくろうかと思ったんだけどね)



アン(……なんて、考えてるのかしらね?)

アン(リツコさんったら、なかなかやり手ねぇ)

アン「有難いお言葉ですわ」

アン「もちろん、こちらとしてもユキホさんに迷惑をかけるつもりはありません」

アン「あくまで、救国の英雄として、お名前だけお借りするだけですから」

アン(……今はまだ、ね)

アン(戦いが終わったら、ユキホさんを我が国にお招きして、永住してもらいますわ!)

アン(うふふ。英雄の住まう国ともなれば、このトロイアの発言力は、世界随一に……)

アン(ああ、夢が広がるわぁ……)



律子(あの女、何か変な事考えてないわよね……?)

律子(雪歩には指一本触れさせないんだから!)

律子「ええ。じゃあ、それでいいわ」



律子「……さて、そろそろ帰りましょうか」

響「ちょ、ちょっと待ってよ律子!」

貴音「律子嬢。わたくし達がこの国へ来た目的を、お忘れですか?」



律子「……………あ、忘れてた」





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