過去ログ - 【安価とコンマ】幻想郷放浪記 パチュリー「もうその6なのね。」
1- 20
37: ◆wO2YycwzMI[saga]
2014/09/09(火) 00:11:49.91 ID:ndObOYMv0
応援ありがとう!でもごめんよ、今回はエンディングだけ。次回に七代目作成します。



ー無縁塚ー

無縁塚にある名前の刻まれていない小さな墓石。

久しぶりだな。

【貴方】は墓石に声を掛け、腰を降ろす。その右手には大きめの徳利が一つ。

ここは平和だ。貴様の息子も良くやっている。我が手を貸すまでもなくな。真面目な様は本当に貴様そっくりだ。

笑いながらそれを墓石の前に置いた。

この前、久々に百鬼夜行を行った。中々良き祭りとなったよ。新しい友人もできた。
・・・だが、やはり貴様とあいつがいないと少し、な。

【貴方】は墓石に色々話す。霊夢の事、向日葵畑の事、旧友の鬼の事、そして紅い館の事。話す事は山ほどあった。

どれ程の時が過ぎたであろうか。【貴方】が気配を感じ、振り向く。そこに居たのはー

なぜお前がここにいる・・・!

妾が居ては不快かえ?

女性が微笑みながら墓石に花を添えた。

ここは結界の境に有る。妾の力を使えば行き来は容易い。もっとも、できるように成ったのは最近じゃがのう。

小さく笑う姿は昔と全く変わらない。だがその目には一筋の涙。

・・・××年ぶりじゃのう。

ああ・・・そうだな・・・。

会いたかった・・・ずっと・・・。

そうか・・・。

また・・・会いに来ても良いかえ?

ああ・・・いつでも来い。


〜はるか昔の親友と〜 END


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/228.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice