過去ログ - 【安価とコンマ】幻想郷放浪記 パチュリー「もうその6なのね。」
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◆wO2YycwzMI
[saga]
2014/09/09(火) 00:11:49.91 ID:ndObOYMv0
応援ありがとう!でもごめんよ、今回はエンディングだけ。次回に七代目作成します。
ー無縁塚ー
無縁塚にある名前の刻まれていない小さな墓石。
久しぶりだな。
【貴方】は墓石に声を掛け、腰を降ろす。その右手には大きめの徳利が一つ。
ここは平和だ。貴様の息子も良くやっている。我が手を貸すまでもなくな。真面目な様は本当に貴様そっくりだ。
笑いながらそれを墓石の前に置いた。
この前、久々に百鬼夜行を行った。中々良き祭りとなったよ。新しい友人もできた。
・・・だが、やはり貴様とあいつがいないと少し、な。
【貴方】は墓石に色々話す。霊夢の事、向日葵畑の事、旧友の鬼の事、そして紅い館の事。話す事は山ほどあった。
どれ程の時が過ぎたであろうか。【貴方】が気配を感じ、振り向く。そこに居たのはー
なぜお前がここにいる・・・!
妾が居ては不快かえ?
女性が微笑みながら墓石に花を添えた。
ここは結界の境に有る。妾の力を使えば行き来は容易い。もっとも、できるように成ったのは最近じゃがのう。
小さく笑う姿は昔と全く変わらない。だがその目には一筋の涙。
・・・××年ぶりじゃのう。
ああ・・・そうだな・・・。
会いたかった・・・ずっと・・・。
そうか・・・。
また・・・会いに来ても良いかえ?
ああ・・・いつでも来い。
〜はるか昔の親友と〜 END
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