3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/09/08(月) 04:18:45.01 ID:Yz3yaBfj0
ほどなくして住宅地に入ったんだけど、道路は乗用車がギリギリすれ違える程度の道で、
外灯はあるんだけど周りの民家の灯りは無くて薄暗くて、正直ちびりそうだわ…
私は道の真ん中を歩いていたんだけど、前方に人らしきものが立っているのが見えた。
私から向かって道の右側、外灯の脇に立っているのが見えたわ。
髪は海未同じぐらい長く、ワンピースを着てたんだけどうつむいているのか顔は見えなかった。
「こんな時間に…おかしい…」
誰かを待っているようにも見えるけど周りは寝静まったであろう灯りのない民家だけで何もない…
だいたい待ち合わせ場所にしては不自然すぎるでしょこれ…しかもこんな時間に女性が一人って…
「ゆ…幽霊…?」
私は直感的にこの言葉を口にしていた。
根拠はないけれど、ただ漠然とその女性が幽霊ではないか…
私はとても怖くなって道の端に寄って、けれどもそのまま歩き続けた。
もしあれが本物なら立ち止まったり、走り抜けたり、Uターンでもしたら襲い掛かってくるんじゃないかって思って…
それと早く通り過ぎたかったし…
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