過去ログ - [安価]アルマエルマ「ふふっ…… もんむす・くえすと♪」偽勇者「……5」[コンマ有]
↓
1-
覧
板
20
16
:
大阪|・ω・)<
◆l7chYPXUGs
[saga]
2014/09/09(火) 23:54:44.49 ID:IofoYOjT0
アルラ・プリエステス「話し合いで済むのなら、事態はここにまで至っておりません」
「穏健な手段で事が収まらなかったがゆえの戦争なのです」
ルカ「でも、僕が魔物同士の戦争の手助けなんて……」
アルラ・プリエステス「……我々は争いなど望んでおりません」
「ただ、平和に暮らしたいだけなのです」
「そのために戦う事が、いけないことなのでしょうか?」
「そうしなければ、我々はただ昆虫族に駆逐されるだけなのです」
ルカ「……………」
……確かに、プリエステスの言う通りだ。
僕とて、理由はどうあれ魔物と戦ってきたではないか。
決して僕も、戦いを望んでいるわけではない。
しかし、時には剣を振るわなければいけない時もある―――
アルラ・プリエステス「お願いします、人間の勇者様」
「実は現在、我々植物族は反攻作戦を行っている最中なのです」
「どうかその作戦に参加し、悪の根源であるクィーン・ビーを討ち取っていただけないでしょうか……?」
アルラ・アルム「私からも、どうかお願い致します」
アルラ・ルーティー「頼むよ、一緒に戦おうぜ!」
ルカ「……………」
「……分かった、僕も手助けさせてもらうよ」
僕は覚悟を決め、とうとう首を縦に振った。
正直、人間である僕が魔物の戦いに荷担するのは違う気がするが―――
真の勇者なら、ここで争いを終わらせるべきだと考えるはず。
クィーン・ビーとやらを倒せば戦いが終わるなら、僕も手助けしよう。
アルラ・プリエステス「ありがとうございます、人間の勇者様」
「同胞全てを代表し、礼を言わせて頂きます」
アルラ・ルーティー「よし、これでオマエも仲間だな!」
アルラ・アルム「よろしくお願いします、これからは共に戦っていきましょう」
アルラ・プリエステス「それでは、現在進行中の作戦についてお話し致しましょう」
「我々の拠点はこのプランの森ですが、昆虫族の拠点はセクトの森という地」
「そこに、敵首魁であるクィーン・ビーの巣があるのです」
ルカ「なるほど……」
アルラ・プリエステス「現在、我々の軍勢はセクトの森を目指して一直線に進撃しています」
「向こうからも昆虫族の軍勢が打って出て、真正面から激突」
「村の中央付近では、現在も熾烈な戦いが繰り広げられているのです」
アルラ・アルム「私達二人はその戦いで傷付き、撤退途中を昆虫族の下っ端に襲われたのです」
アルラ・ルーティー「ケガしてなきゃ、あんな奴等には負けなかったぜ……!」
今この瞬間も、村の中央では軍勢同士が激突している最中というわけか。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/656.07 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - [安価]アルマエルマ「ふふっ…… もんむす・くえすと♪」偽勇者「……5」[コンマ有] -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1410173936/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice