過去ログ - [安価]アルマエルマ「ふふっ…… もんむす・くえすと♪」偽勇者「……5」[コンマ有]
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大阪|・ω・)<
◆l7chYPXUGs
[saga]
2014/09/10(水) 00:20:29.61 ID:/d9jCacp0
ルカ「……じゃあ、そこに僕も参戦すればいいんですね?」
しかしプリエステスは、首を横に振った。
アルラ・プリエステス「いえ…… あなたにお願いしたい役割は違います」
「実は、同胞のほとんどが参加している正面への進撃は囮なのです」
「そこに敵の目を引きつけておいて、別働隊がクィーン・ビーを急襲する―――」
「これが、作戦の骨子なのですよ」
ルカ「別働隊……?」
アルラ・プリエステス「クィーン・ビーを急襲する刺客は、植物族の中でも特に戦闘能力が高い者達」
「彼女達は、それぞれ違ったルートでセクトの森に接近しているのです」
「昆虫族の大部分が中央に出払っている今、クィーン・ビーの周囲は手薄」
「誰か一人でも、セクトの森に辿り着いた者が敵女王を討つ―――そういう手はずなのです」
ルカ「なるほど、敵のボスを急襲するのが本命なんですね……」
ようやく、僕にも作戦が把握できた。
ほぼ全軍を囮にして、敵女王の元に少数の刺客を送る―――
非常に大胆な作戦のようだ。
アルラ・プリエステス「そしてあなたも、別働隊の一人として行動して頂きたいのです」
「セクトの森に奇襲を掛け、クィーン・ビーを討つ刺客として―――」
ルカ「……なるほど、分かりました」
ややこしい戦いよりも、そっちの方が分かり易くて良い。
要は、そのセクトの森に出向いて女王を倒せばいいわけだ。
アルラ・プリエステス「遙か向こうに、大きな大木が見えるでしょう」
「あれがセクトの森の中心であり、クィーン・ビーの巣があるのです」
ルカ「あれだと、道に迷うことはなさそうですね……」
森の中にいたとしても、あの大木は目立つ。
どこにいても、行き先が分からなくなることはないはずだ。
アルラ・プリエステス「すでに別働隊の精鋭達は、散開しながらセクトの森へと向かっています」
「あなたも刺客の一人として、セクトの森へ」
「そして、クィーン・ビーの討伐をお願いします……!」
アルラ・アルム「私達も傷が癒え次第、すぐに駆けつけましょう」
アルラ・ルーティー「植物族は、水さえあれば回復が早いんだ」
「こんな怪我、一時間ほどで治してやるぜ!」
ルカ「分かりました。 では、行ってきますね―――!」
クィーン・ビーさえ倒せば、こんな愚かな戦いは終わるはずだ。
ならば、とっとと片づけてきてやる―――
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