過去ログ - [安価]アルマエルマ「ふふっ…… もんむす・くえすと♪」偽勇者「……5」[コンマ有]
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大阪|・ω・)<
◆l7chYPXUGs
[saga]
2014/09/12(金) 00:57:41.97 ID:aRJQGE/x0
『
>>36
>>38
』やね
偽勇者「やれやれ、戦争で気分が昂ったか……」
「……浮かばれんな」
「全員まとめてかかってこい……」
――― 遊 ん で や る ―――
偽勇者の一言が、魔物としてのプライドか―――それとも怒りの沸点がただ低いだけなのか。
この場にいる魔物達全てが、怒りと共に襲い掛かるのに時間は掛からなかった。
偽勇者は、一匹の昆虫族の首を片手が掴むと上下を逆転させるように捻り折り、鳩尾に拳を叩き込む。
叩き込まれた昆虫族は、そのまま後方に吹き飛び数匹の魔物を巻き込んで土煙を上げる。
背中に跳び付いた植物族が、蔓を首に巻き付け締め上げる、しかし苦しそうな動作はせずそのまま他の魔物に駆けだした。
植物族は、喫驚しさらに蔓で締め上げるが効果は薄い。
回し蹴りで、魔物の上半身と下半身は蹴り伐り勢いを殺さず昆虫族の頭を殴り割った。
生命力が強い魔物は、瀕死状態でも偽勇者の左足にしがみ付くが、高く上げられた右足で胴体を踏み抜かれ血肉を四方八方に飛び散らす。
別の植物族が蔓で偽勇者の両腕を束縛し動きを封じるが、怪物を越えた力には無力。
力任せに、両植物族を蔓ごと引っ捕えるとそのまま抱き締める。
捕らえられた植物族達はマヌケな顔をしていたが、抱き締められている腰部分から耳障りな肉を締め上げる音を感じてから苦痛に変わる。
偽勇者の両腕が植物族の体を圧縮するために、徐々に締め上げていく。
植物族C「―――ッ!?」
植物族D「は、離せっぇええ!!」
その苦痛から逃れるために偽勇者に物理的な攻撃を繰り出すが、それでも両腕は植物族達を締めに締め上げて―――
――― ゴ リ ュ ! ―――
背骨が完全に折れ、締め上げられた肉体からは体液が溢れだす。
偽勇者の背中に跳び付いていた植物族はその光景を目の当たりにし、怯える。
そして、とある視線を感じその方向を―――
黒い靄に隠れていたはずの偽勇者の大きく見開けれたギョロ目が、その植物族を完全に捉えていた。
その植物族は、後悔したのか、それとも後悔する思考が保てなかったのか、そのまま偽勇者に顔面を掴まれてしまった―――
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