過去ログ - [安価]アルマエルマ「ふふっ…… もんむす・くえすと♪」偽勇者「……5」[コンマ有]
1- 20
743:大阪|・ω・)< ◆l7chYPXUGs[saga]
2014/11/14(金) 00:26:33.87 ID:AbwHtiT00





偽勇者「今日はいい天気だな」


俺は窓を開け、雲一つない青空を眺める。

今日は絶好の修行日和になるに違いない!

なのに、宿屋の一角では今にも雨が降り出しそうなほど、どよんとした小僧が布団をかぶっている。


ルカ「……………」

偽勇者「どうした小僧?」

    「元気が無さそうだが大丈夫か?」

ルカ「……昨日のアレで、元気がある訳ないだろう」

   「母さんにも見せたことなかったのに―――」


小僧が何かブツブツ言っているが、関係はない。

今、問題なのは何故元気が無いかだ。

その原因を探るべく思考する……

もしや―――


偽勇者「薬を塗る範囲が足りなかったのかッ!?」

ルカ「原因はそれだよ、ばかッ!」


小僧は俺の顔に、枕を投げつけてきた。

でも、痛くない!


偽勇者「何故だ、あの薬壺内の薬は怪我以外にも疲労などにも効果をもたらすんだぞ」

ルカ「その薬を塗るのに、服を剥ぎ取ったことに不満があるんだ……」

   「薬を塗るぐらい僕一人でできるよ……」

偽勇者「ふむ、そうか……」


俺は適当に納得し、早速酒を開け飲む。

朝のこの一杯が美味い!


ルカ「……はぁ」

   「またお酒を飲んでるよ、この人は―――」

偽勇者「小僧も飲むか?」

ルカ「いらない……!」


小僧は基礎体力作りのランニングの準備をするのであった―――



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/656.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice