過去ログ - [安価]アルマエルマ「ふふっ…… もんむす・くえすと♪」偽勇者「……5」[コンマ有]
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大阪|・ω・)<
◆l7chYPXUGs
[saga]
2014/11/17(月) 23:43:21.24 ID:OdsCULVx0
◆
木々の間を抜けて、森の奥へと入る。
そこには―――綺麗な女性が、地面にめり込んで横たわっていた!
ルカ「いや、あれは……」
下半身は大蛇、そして肌の色―――
どう見ても、人間であるはずはない。
魔物…… しかも見たところ、かなり強そうな妖魔だ。
いったい何が起きたのか分からないが、妖魔が倒れているのである。
ルカ「あのモンスター、死んでるのかな……?」
奇妙なモンスターは横たわったまま、ぴくりとも動かない。
薙ぎ倒された木、へこんだ地面―――
状況を見るに、この妖魔は空から落ちてきたようだ。
いったい、何があったんだ……?
ルカ「ど、どうしよう……」
「生きてるなら、助けないと……」
当然ながら、僕は魔物を敵視しているわけではない。
むしろ、人と魔物が共存できる世界を望んでいるのだ。
魔物とはいえ、放置してはおけないのだが―――
今の僕には、のんびりしていられない理由があった。
ルカ「どうしよう、そろそろ時間が……」
今日という日は、女神イリアスから洗礼を受けるという特別な日。
この勇者の洗礼を受けることができるのは、「旅立ちの年齢」になった日の正午なのである。
その時刻にイリアス神殿で儀式を行わなければ、もう二度と洗礼を受けることはできないのだ。
つまり、一生に一度きりのチャンスというわけである。
まだ正午までしばらく時間があるが―――
ゴタゴタに巻き込まれて、洗礼の時間を逃してしまう可能性もある。
目の前の状況を見るに、トラブルの匂いは濃厚。
ここは、関わらないのが一番なのかもしれないが―――
ルカ「うう…… どうしよう」
「でも、放っておくわけにもいかないし……」
少しだけ悩んだ後、僕は―――
【少しだけ悩んだ後、僕は―――】
○助けよう
○見なかったことにしよう
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