過去ログ - [安価]アルマエルマ「ふふっ…… もんむす・くえすと♪」偽勇者「……5」[コンマ有]
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大阪|・ω・)<
◆l7chYPXUGs
[saga]
2014/11/23(日) 01:23:02.98 ID:7S4p7ogN0
◇
俺は医学の知識とかないため、今現在どの回復アイテムが有効なのか分からない。
なので、昔にボディーガードした屋敷からパクっ―――タダで譲ってもらったこの「超万能ぐすり」を使うことにした。
これは売れば数年は暮らしていけるほどの薬で、傷のみならずある程度の病も治すことができるアイテムなのだ!
もしものために、袋の中に取っておいたが―――仕方ないか……
薬のフタを開け、その魔物の口にゆっくりと滲みこませるように飲ませる。
意識がない者にいっきに飲ませると咽せるからな。
偽勇者「よぉし、こんなもんだろ……」
「魔物だからこのまま放置しても大丈夫だろうが……」
「肉体の損傷以上に栄養が足りないな―――何日も飲まず食わずだったのか……」
俺はこの後どうするか、迷っていたが―――
―――その魔物本人が目を覚ましたようだ。
さすが「超万能ぐすり」だ、効果は絶大だな。
偽勇者「……おっ?」
クラリス「……………」
偽勇者「よっ! 大丈夫―――じゃねぇよな……」
クラリス「……………」
偽勇者「どうした? 意識、ハッキリしてるか?」
魔物の目の前で、手をブラつかせ目の動きを確かめるが何の反応もない。
どうするか考え始めるが―――
― ― ― ― ― カプッ ― ― ― ― ―
偽勇者「……ああ?」
クラリス「……………」
魔物に噛まれた。
しかし、相当弱っているのか顎に力が入ってないし全然痛くない。
少し腕を動かすと、あっさりと放れてそのまま地面に倒れる。
クラリス「……どうしました」
「殺すなら殺したらどうですか……?」
偽勇者「はぁ?」
その魔物が初めて口を利いたが、第一声が「殺すなら殺したらどうですか……?」だってよ。
かなり荒れてるな、こいつ……
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