過去ログ - 八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語はまちがっている」いろは「特別編ですよ、先輩!」
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◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/10/04(土) 23:46:55.91 ID:47vwK41Zo
材木座D「……だが、我にとって重要なのは我などではない。比企谷八幡、お主だ」カチャッ
またしても銃口を向けられる。あっ、こりゃダメだ。撃たれる。
バンッ!!
鼓膜が破れる程の銃声が鳴り響くと同時に、俺は反射的に目をつぶった。しかし、不思議と痛みはなかった。
八幡「……?」
恐る恐る目を開く。視界がわずかに暗い。
材木座「……ゴフッ」
八幡「……材木座?」
材木座は身を徹して俺を銃弾から守っていた。ここからでは見えないが、背中には撃たれた痕があるのだろう。
材木座「八……っ幡……。生き……ろ……っ」
口から血が吹き出る。あぁ、この材木座は、もう死ぬ。
材木座D「バカな奴め。たった一度庇ったところで何も変わらんと言うのに」
材木座「ゴラムゴラム……、我は……八幡を……っ!」
バンッ!!
もう一度銃声が鳴る。同時に材木座の体が大きく揺れる。
材木座「グハァッ!!」
材木座D「滑稽だな、自分に殺されるとは」ケプコンケプコン
材木座「それは……お主も同じこと……!」カチャッ
材木座D「!?」
俺を守っている材木座も銃を取り出した。何でお前らそんな銃持ってんの? ここ日本だよ?
ババンッ!!
二つの銃声がほぼ同時に鳴った。
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