過去ログ - 八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語はまちがっている」いろは「特別編ですよ、先輩!」
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◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/10/28(火) 11:46:47.18 ID:UjbrWcwHo
誰かの足音が近づいてくる。昼休みという、青春が二番目に似合う時間帯に、こんなところに来るのは、俺の知る限り一人だけだ。ちなみに一番は放課後な。
「……先輩」
後ろから話しかけられる。彼女がついにここに来たようだ。俺を呼ぶその声は震えている。
今までの俺だったら、こんなことは絶対にしなかっただろう。対人関係は、特に女子とはある程度の距離をおいて接して、一線は越えないようにしていた。
でも、それを越えたいと思えるような人間に出会えた。
だから――
「よお、一色」
――伝えよう、俺の答えを。
終
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