過去ログ - 八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語はまちがっている」いろは「特別編ですよ、先輩!」
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866: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/10/31(金) 21:43:05.68 ID:B4EYcr5Go
そして、俺一人だけが取り残された。

もう一度、渡された写真を見る。また目元が熱くなるが、今度は間一髪で堪えた。

空を見上げると、雲一つない星空が広がっていて、それがたまらなく寂しいと感じた。

この空の下に、彼女たちはいない。

俺の空と、彼女たちの空は、つながっていない。

俺の世界と、彼女たちの世界は、永遠に平行線をたどったままで、決して交わることはない。

それでも、どこか別の世界であの二人は生きている。住む世界は違えども、三人とも同じ記憶を持って、これからを生きていく。

それだけで、十分じゃないか。


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