過去ログ - 艦これSS雑談スレ☆11 -SS速報VIP

過去ログ - 艦これSS雑談スレ☆11

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197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/11(木) 18:16:45.87 ID:GoMNRMlb0
飛行場姫が遮って答える。レ級が服の中に＜連射型爆破砲＞をしまい、＜重力砲＞を右手に、＜爆破砲　改＞を左手に持つ。するとバンと音がして、ヲ級がイライラした様子で此方を睨んでいた。腕は信じているが、だからといって戦闘に意欲がないのはいただけないようだ。ヲ級、飛行場姫、ル級、レ級の順に部屋を出て、基地にしている沈没船の集合している場所から、海面へと繋がる場所へ。全員で一斉に海面を目指した。そして－－－－－－－－－

「いました!敵です!」
「良くできましタ!さぁ、次は実戦デス!!気を引き締めて。」
「はい!!」

ザバァと音をたてて海面へ浮上すると同時に、真正面から敵の声。自分達とは違い、光の指す地上で、希望に満ちた生活をしている艦娘どもの声だ。
敵の砲弾が近くに当たり、水柱を立てる。ヒョイヒョイと避けながら、レ級は飛行場姫の説明を聞き終えた。
「[ﾋﾟｰｰｰ]い!艦娘どもォ!」
レ級は＜連射型爆破砲＞を発射しようとして、敵の砲弾の直撃を受けた。
「ごふッ・・・!!」
だが敵はそこまで強くないのが幸いした。あの少し変なイントネーションの艦娘の砲撃だったら、おそらく致命傷だっただろう。因みに、レ級の放った＜連射型爆破砲＞は狙いを外し、海面に水柱を立てた。小さく。
「あァもう!これダサイし全然当たらないじャン!」
＜連射型爆破砲＞を遠くへ放り投げると、飛行場姫の「何してんのよォオォオォォオ!!?」という悲鳴が聞こえた。チヤホヤされているのに慣れている文、発明品をぞんざいに扱われるのに慣れていないのだ。
それを拾いに行ったらしく、飛行場姫の姿はみあたらなかった。レ級は飛行場姫から貰った兵器の試し撃ちができると思い、肉食獣のような、幼い外見に似合わない笑みを浮かべた。

「くくく・・・・・・!スクラップの時間だよォ・・・!!」

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