過去ログ - 日向「恋愛ゲーム?」七海「難易度えくすとり〜むだね」【安価】
1- 20
346: ◆eBqYGL608c[saga]
2014/09/21(日) 22:28:37.09 ID:hqyKeVIo0
 
 
日向(……)

日向(…………)

日向「……ん」パチ

ソニア「あ、起きましたか?」ニコリ

日向「ここは……?」

ソニア「私の部屋です」

日向「いや……何かの冗談だろ…?」

日向(そこが、人の住む部屋じゃない、なんてのは誰でも理解できた)

日向(部屋の隅々まで写真、写真、写真、写真写真写真写真写真写真写真写真写真写真写真写真写真写真写真写真)

日向(あちこちが俺の写真で埋め尽くされていた)

ソニア「とても集めるのが大変でした!日向さんはシャイボーイですからね、気付かれないように写真を撮るのは苦労しました」

日向「い、意味が…分からない……っ」

ソニア「これは愛です!私の愛なんです!」

日向「こ、こんなのただストーカーと変わらないぞ!?」

ソニア「いいえ、違いますよ?これは愛なのです、私は日向さんをずーっと前からノヴォセリック王国に招待していますのに、全く返事をくれませんから」

日向「い、いやあれは……将来的にそうなるかもしれないって仮定の話だっただろ」

ソニア「またまたご冗談を、日向さんは言ってくれたじゃないですか!」

ソニア「私のことが好きだと、私の為に全てを捧げてくれると!」

日向「何を言ってるんだよソニア!俺はそんなことを言った覚えは無い!」

日向(そうだ、そんなことを言ったはずがない。言うわけがないんだ……なのになんで、なんでこうなってるんだよ!?)

ソニア「だってあの夜──約束したじゃないですか!」

日向「夜、何のことを……!?」

ソニア「花火をした後、一緒に天体観測をしようって…日向さんは照れ屋さんだから、“皆と”なんて誤魔化していましたけど…あれは私への愛の告白だったんですよね!」

日向「む、むちゃくちゃだ!ソニア、本当にどうしちゃったんだよ!」

日向(ソニアを正気に戻す為に、身体を動かした瞬間、手首と足首の辺りに痛みを感じた)

日向「っ……」

ソニア「安心してください、日向さん。私たちがずーっと共に居られるよう、私が日向さんの面倒を見ますから」

ソニア「お食事もお風呂も歯磨きもトイレも話も掃除も着替えも睡眠も何もかも私が管理して差し上げます!」

日向「……」

日向(目の前にいるのは、誰だ?)

日向(俺が知ってるソニアは、こんな奴じゃない……こいつは……こいつは誰なんだよ…)
 



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
863Res/477.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice