過去ログ - 日向「恋愛ゲーム?」七海「難易度えくすとり〜むだね」【安価】
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362: ◆eBqYGL608c[saga]
2014/09/21(日) 23:02:38.35 ID:hqyKeVIo0
 
 
日向「……なあ、ソニア」

ソニア「なんですか、日向さん」

日向「他の皆は…どうしてるんだ?」

ソニア「それを日向さんが知る必要は無いですよ?」

日向「……頼むよ、教えてくれ」

ソニア「どうしてですか?」

日向「だってさ、突然俺が消えたら……心配するんじゃないか?」

ソニア「いえ、その心配は無いと思いますよ」

日向「なんでそう言い切れるんだよ!」

ソニア「皆さんは今、そんなことを考える余裕が無いからです」

日向「……は?」
 
 
 
ソニア「恐怖政治って知ってますか?」

 
 
ソニア「権力者が、自らに反対するものを投獄したり、殺戮したりなどという苛烈・暴力的な手段を用いて弾圧することで、国民に恐怖を抱かせることで強引に自らの権力を保つ、とウィキペディアさんには書いてありましたね」



ソニア「私はそれをやってるだけです。皇女として、人殺しはまずいですから。ですから皆さんには小さな部屋に全員で住ませて、衣食住、全て私が管理してます」
 
 
 
ソニア「もちろん、日向さんのお世話が一番大事ですから、一日に一度様子を見るだけですけどね」
 
 
 
日向「……」

ソニア「ふふ、終里さんなんかは凶暴で手こずりましたが、仕掛けがあるので心配は無用ですよ♪」

日向「仕掛け…?」

ソニア「ええ、爆弾です。勝手に逃げ出した場合、私がその爆弾を起動させます。それでボーン♪、皆さんはゲームオーバーです」
 
ソニア「まあ、仲間を見捨てて生き残りたいって人が居るなら止めはしませんけどね、くす……」

日向「爆弾、なんて…そんなのどこで!?」

ソニア「スーパーマーケットにありましたよ?あそこは便利ですね!」

日向(そういえば前に…買い物帰りのときのソニアと会って……まさか、あの袋に入ってたのはグミなんかじゃなくて…!?)

ソニア「ですから、他の皆さんは今、生きることに必死で日向さんの事なんて考えてられませんよ」
 


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