過去ログ - 日向「恋愛ゲーム?」七海「難易度えくすとり〜むだね」【安価】
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801: ◆eBqYGL608c[saga]
2014/11/23(日) 22:13:46.27 ID:h9bJZhU80
 
 
日向「……皆」

日向(皆が、自分の身を案じてくれている)

日向(ここで逃げ出したら、それこそ皆の信頼を裏切ることになる)

日向(出し惜しみしてる暇は無い……か。出来れば“あと1日”の段階で使いたかったけどな)

日向(……──)



日向「……」

日向「…………」


日向「…………………よし」

日向「そろそろ行くか」
 
 
日向(あの後俺は、皆が寝静まる中、こっそりと旧館を抜け出して、ウサミを呼んだ)

日向「ウサミ、いるか?」

ウサミ「日向クン!?こんな夜遅くにあちしを呼び出すなんて…不潔でちゅ!」

日向「何言ってるんだよ…ちょっとルールの確認をしたくてさ」

ウサミ「ルールの確認?何かおかしいところありまちた?」

日向「いや、そうじゃないんだ。なあ、このなんでもありってルールってさ、本当に何でもありなのか?」

ウサミ「常識の範囲内であったら問題ないでちゅ。問題がありそうならあちしが止めまちゅよ」

日向「……なら、一つ聞いておきたいんだ。“お宝の偽装”はありなのか?」

日向(そう、これが俺の奥の手。ウサミのメダルを始めて見た時、その安っぽさと、お宝にしては弱いインパクト…それがこの発想に至った)

日向(お宝の偽装、つまり、偽物だ)

ウサミ「……日向クン、結構えげつないこと考えまちゅね…。ルール上では問題ないでちゅけどね」

日向「そうか、ありがとう」




日向(ウサミからその話を聞いた後、俺は早速贋作の作成に掛かった。砂浜で拾った悪趣味なモノクマメダルとかいうアイテムを加工して、偽物のお宝を一つ作り出した)

日向「……」

日向(手のひらには、本物とほとんど区別の付かない贋作が鈍い輝きを放っている)

日向(勿論、荒い部分はある。本物と並べてしまえば偽物なのはすぐに分かってしまうはずだ。だからこそ、バレても勝てる“1日前”にこの手を使いたかったんだけど…)

日向(このまま七海達を放置したくない、今日さえ乗り越えられれば…!)

 



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