過去ログ - 夕張「できましたよ提督!艦娘豊胸装置3個目です!!」
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891:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 01:02:56.69 ID:1O3DJE40o
提督「……いや。やっぱりお前は龍驤だ。そうだろう?」

港湾棲姫「……知ットッタン?」

提督「……疑惑はあった。でも、そんなはずがないとも考えていた。お前は俺のせいで沈んだんだからな」

港湾棲姫「…」

提督「でも、あの時お前と会って、会話をかわしていく内に、疑惑はどんどん深まって」

港湾棲姫「……ボロ、出し過ぎちゃったんやな」

提督「だから、確かめたいと思っていたんだ。結局ドタバタのせいで最後まで聞きそびれちまったんだけどな」

港湾棲姫「……ごめんな。ウチ、キミにどうしてももう一度会いたかったんや」

提督「…」

港湾棲姫「あの日、キミを庇って沈んでいったあの瞬間。深い絶望と共にウチは願い続けた」

港湾棲姫「どんなことをしてもいい。せめて。ただせめてもう一度だけ、キミに会いたい」

港湾棲姫「……せめてもう一度だけ。例え何を犠牲にしてでも」

港湾棲姫「寒くて真っ暗な水の底で身体が朽ちていくのを感じながら、ずっと、ずっと、願い続けてたんや」

提督「…」

港湾棲姫「どれくらいの時間が経ったのかわからん。気が付いたらこの体になって艦娘と戦っとった」

港湾棲姫「身も心も完全に深海棲艦になっとったんや。憎悪で全てが支配されてな」

港湾棲姫「ウチがウチとしての意識を取り戻したのは……あの日、キミに再会した瞬間からや」


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