過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
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371: ◆G2e7.dr63M[saga sage]
2014/10/11(土) 23:50:17.39 ID:nXZ9P+5QO
ソニアさんが倒れないように片腕で支えながらもう片方の腕を伸ばし日向クンの額へと掌を当ててみる。

そこから伝わる温度は……千秋の時と同じか、それ以上に熱かった。

日向クンも高熱を出しているんだ。

にも関わらず、体調が悪いと本人の口からも出たというのに、彼は平然とした顔でその場に立っていて……。

それでも、彼の様子が……雰囲気がおかしい事に、ボクはもう気付いていた。

この日向クンは……目の前にいる『彼』は……

一体、誰だ?


狛枝「キミは……」

日向?「それでは」

狛枝「!」


目の前にいる日向クンの姿をした『誰か』は、そう遮るようにして背を向けてボクの元から去ろうとする。


狛枝「待って。……何処へ行こうっていうの?」

日向?「ツマラナイ質問をする。僕が何処へ行こうと貴方には関係のない事でしょう」

日向?「僕の事を気にするよりも貴方にはもっとやるべき事があるのではないですか? それを間違えるときっと……」

日向?「きっと貴方の身に恐ろしくツマラナイほどの恐ろしく大きな絶望がやってくる」

狛枝「……は?」

日向?「僕にはそれくらいすぐにわかってしまうんですよ……ああ、ツマラナイ」

日向?「それでも僕とツマラナイ会話でもしたいというのならそれはそれで構いませんが。ツマラナイ結果が見えているのに貴方はそれを望むのですか?」

日向?「……そういう事なので。僕は行きますよ。せいぜいツマラナク足掻く事です」

日向?「さようなら」


そう訳のわからない事を言って、目の前の人物は一歩また一歩とボクからどんどん遠ざかっていく……。


この後の行動
安価↓


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