過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-17
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435: ◆G2e7.dr63M[saga sage]
2014/10/13(月) 21:53:41.89 ID:4VsjT5RRO
狛枝「……わかった。それなら真昼のところへ連れていって欲しい。そして、蜜柑の元へはキミが行って欲しい。それでいいかい?」

『わかりました』

『では、受話器を切らずにそのまましばらく待ってください』

狛枝「うん」

『……』

『……上、上、下、下……メニューを開いて……セレクトを5回……』

狛枝「……?」



ブウゥゥン……


日向?「お待たせしました」

狛枝「!?」

狛枝(いつの間に背後に……!?)

日向?「では、いきますよ」ガシッ

狛枝「えっ」

日向?「行くんでしょう? 小泉のところへ」ゴンッ

狛枝(それでなんで急に壁に向かって頭をぶつけてそれでも前へ進もうとしているんだ……?)

日向?「ゆうて いみや おうきむ
こうほ りいゆ うじとり
やまあ きらぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ」

狛枝「……あの……」

日向?「三秒後に飛びます。しっかり掴まって。振り落とされても後は知りませんよ」

狛枝「?」

狛枝「っ……!」


彼がそう言って三秒後、ボクの目に映る世界に急激に変化が訪れた。

色が反転し、ぐにゃりと歪んだかと思うと……ボクたちはいつの間にかあの建物の中ではなく、真昼のコテージの扉の前へと立っていたのだった。

土砂降りの雨は空中で静止していて、まるで時間が止まっているような不思議な世界だ……。


日向?「今ならこの扉を開いてすぐに小泉の元へと辿り着けますよ」

日向?「では、僕は約束通り罪木のところへ行きます。ツマラナイ結果にならないと良いですね」

日向?「ああ、そうだ。帰る時は小泉のアイテムを使って一緒に戻ってくださいね。そうしないと柱に埋まったりとかして帰れなくなりますよ」


そう言って彼は何事も無かったようにボクの元から歩き出しボクのコテージへと向かっていってしまった……。


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